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大人だからこそ楽しめるピアノの世界。忙しい毎日に音楽の彩りを

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 ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 所沢にある「トトロの森」の緑に囲まれた場所で、小さなピアノ教室を主宰しております、中嶋由紀です。

 

「また、あの頃のようにピアノが弾けたらな…」

 忙しい毎日の中で、ふとそんな風に感じたことはありませんか?


 実は何を隠そう、ピアノを教える私自身も今、一人の「ピアノを弾く大人」として、来る11月23日のコンサートに向けて練習に励んでいます。曲はリストの『スペイン狂詩曲』。とても情熱的で、難しいけれど、心から惹かれる一曲です。

 

仕事や家事を終えた後の限られた時間での練習は、正直大変です。でも、鍵盤を通して美しい音楽と向き合う時間は、私にとって自分に心を満たしてくれる最高の時間であり、明日への活力になっています。


 この「音楽が日常にある豊かさ」こそ、大人になった今だからこそ感じられる、ピアノの素晴らしい魅力なのだと、改めて実感しています。

 

あなたの演奏を「次のレベル」へ導く3つの視点

 しかし、大人のピアノは、ただの癒やしや息抜きだけで終わるものではありません。昔の自分を超え、より深く音楽を表現したい、という知的な探求心を満たす最高の趣味にもなり得ます。当教室では、そんな向上心あふれる大人の方々を全力でサポートします。

 

視点①:「昔の自分」を超える、本質的な技術のブラッシュアップ

 「昔はここまで弾けたのに…」という悩みは、実は演奏を根本から見直す絶好のチャンスです。私のレッスンでは、ドイツ・フライブルク音楽大学大学院で学んだ、音楽的で合理的な練習方法を基に、ただ指を動かすのではなく、響きを聴き、体の使い方から丁寧に見直していきます。そうすることで、昔よりもずっと楽に、そして格段に美しい音を奏でられるようになります。なぜその練習が必要なのか、テクニックの根拠まで深くお伝えすることで、表面的な演奏からの脱却を目指します。


 視点②:音楽を「深く理解する」からこそ得られる、本物の表現力

 楽譜をなぞるだけの演奏から、聴く人の心を動かす演奏へ。そのために不可欠なのが、楽曲への深い理解です。長年コンクールの審査員として数多くの演奏を聴いてきた経験から、技術だけではない「伝わる演奏」に必要な要素を的確にお伝えします。私自身が今取り組んでいる『スペイン狂詩曲』を例に挙げるなら、リストが生きた時代の様式や、曲の背景にあるスペインの民族舞踊や民族メロディーを理解することで、一音一音に命が吹き込まれ、演奏に「説得力」が生まれるのです。


 視点③:あなただけの「理想の音」を創り出す、オーダーメイドのレッスン

 私には、25年以上にわたる指導経験、そして県立芸術総合高校という専門的な環境で長年若い才能と向き合ってきた実績があります。その経験から断言できるのは、理想の演奏への道は一人ひとり全く違う、ということです。あなたの骨格や手の形、そして何より「どんな音楽を奏でたいか」という想いに徹底的に寄り添い、あなただけの理想の音を一緒に見つけ出す、完全オーダーメイドのレッスンを行います。「トトロの森」の静かな環境は、都会の喧騒を離れ、じっくりとご自身の音と向き合うための特別な場所。ここでしかできない、本質的なレッスンがここにあります。

 

おわりに

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 ピアノは、ただ指を動かす技術だけでなく、知的好奇心を満たし、自分自身と深く向き合う、豊かな時間をもたらしてくれます。

 私も11月23日のコンサート本番まで、この情熱的な『スペイン狂詩曲』と向き合い続けます。もし、この記事を読んで、あなたの心の中に眠っていた「もっと上手くなりたい」「本気でピアノを弾いてみたい」という炎が少しでも大きくなったなら、これほど嬉しいことはありません。

 当教室では、そんな向上心あふれる大人の皆さまを心から歓迎します。

 たとえ遠くからでも、時間をかけてでも、本質的な学びを求める方のために、体験レッスンをご用意しております。

 まずは、あなたがピアノで何を成し遂げたいのか、その熱い想いを、ぜひ一度お聞かせください。


 
 
 

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